前作のL.R.Baggsのカタログから久しいですが、現在2013最新カタログを製作中です。
以前のA5サイズの小冊子からデザイン、説明、アーティスト情報などの全てを大幅にリニューアルし、アクセサリーカタログとしては異例のB4サイズ8ページとなる予定です。完成後は全国のL.R.Baggs特約店や取扱店で入手できますのでもうしばらくお待ちください。
![2013カタログ]()
連日世界中の色々なブランドのギターにL.R.Baggsのピックアップ取り付け依頼が来ますが、今回都内某大手アコースティック・ギター専門店からのリクエストの一部をご紹介します。
下の写真のギターに取り付けるのは全く装着感がなく生で弾くギターサウンドのイメージそのままのサウンドを出力すると人気のマイクシステムLYRIC/リリックです。
上の筒のように見えるのがエンドピンジャックと併用のプリアンプ。下の左がサウンドホールに付けるボリュームとプレゼンスのコントローラー、右下がL.R.BaggsオリジナルのTru-Mic。
![Goodall-1]()
今回そのLYRICを取り付けるのはハンドクラフトのアコースティックギターとして世界的なブランドとなったJames Goodallのドレッドノートギターでモデル名はTMhD。
![Goodall-2]()
P.A.から出るサウンドも生ギターのサウンドとトーンのイメージそのもの。
![Goodall-3]()
James Goodallの特徴でもある各弦がそれぞれ主張しつつも、しっかりとバランスよく前に飛び出るような非常にクオリティの高いサウンドを忠実に出力します。サウンドホールの6弦側にスライドボリュームとプレゼンスコントロールがわずかに見えます。
![Goodall-4]()
同時にこちらのMartin D-28もLYRICの取り付けを行いました。コード弾きの時のまとまり感のあるサウンドはマーチンならではのもの。
![D28]()
最後のギターもMartin D-28。こちらはアンダーサドルタイプで人気のElementとLyricにも使われているTru-Micをミックスしてサウンド・メイキングをするAnthem SLを装着。サウンドホールにボリュームとバランサーコントロールが付いています。
![D28-AnthemSL]()
LYRICは生音をいつも同じセットアップでシンプルにというギタリストに、Anthemはライブ会場/バンドアンサンブル/レコーディングなどの違ったシチュエーションで微妙に調整をしたいというギタリストにお勧めです。
L.R.Baggsの近況ニュースをお伝えしました。
ピックアップを正しく取り付けるには、ブランドやモデルの違いを熟知する専門の知識と経験が必要です。製品や取り付けに関しては、最寄りのL.R.Baggs特約店または取扱店にお問合せください。
▶LYRIC日本語紹介サイト
▶ANTHEM日本語紹介サイト
▶L.R.Baggs U.S.A.サイト
![*BaggsPreamp]()